全国みどりの工場大賞とは

経済産業省では、工場立地と周辺地域の生活環境の調和という工場立地法の精神を踏まえ、工場緑化 の取組の啓発、促進を図るため、1982年(昭和57年)から、毎年、工場緑化に顕著な功績のあっ た工場を表彰する「緑化優良工場等表彰(通称「全国みどりの工場大賞」)」を実施しています。

「全国みどりの工場大賞」は、工場緑化に関する意識の向上や、その重要性についての理解促進を図るため、工場緑化の 取組みなどが優れている工場を顕彰することを目的に、緑化優良工場等選考委員会が審査を行っています。
工場の緑化活動は、工場敷地内の環境改善に加えて、工場と周辺環境の良好な関係を築くことで、工 場と地域、環境、社会との調和を促進し、地域との共生、ひいては地球環境の保全を図る「SDGs」の概念と合致した取組みです。

勅使河原鉄建株式会社は、表彰基準をクリアし令和5年度全国みどりの工場大賞「日本緑化センター会長賞」を受賞いたしました。

全国みどりの工場大賞

表彰基準

工場の緑化に関する取組みを次の視点から審査し、受賞工場を決定

  • 工場敷地の緑地等の割合・増減の状況
  • 緑地等の種類や景観の状況
  • 緑地等の維持・管理に関する取組み
  • 環境・緑化等に関する地域貢献などの状況

勅使河原鉄建の評価ポイント

緑化優良工場等選考委員会において審査された主な評価ポイントは以下となります。

  • 緑地等の面積率を、地域準則で定める面積率よりも多い約33%も確保していること

  • 緑地等の多くが敷地境界沿いに配置されていること

  • 工場内に多くのサクラを植樹しており、地元のイメージづくりに貢献していること

  • 非常に丁寧な維持管理を積極的に行っていること

  • 工場の一部をスケートボード場、屋外運動場として地域住民に無償開放していること

表彰式の様子

今年度は、日本緑化センター会長賞8件、会長奨励賞5件の受賞が決定いたしました。

2024年1月24日(水)に「第42回 工場緑化推進全国大会」が開催され、「経済産業大臣賞」「関東経済産業局長賞」「日本緑化センター会長賞」受賞者の表彰等が行われました。